東京五輪開会式での「ブルーインパルス」の展示飛行中止を求める声明文

東京平和委員会は以下の声明を防衛省に送付しました。

東京五輪開会式での「ブルーインパルス」の展示飛行中止を求める声明文

2021年7月17日 東京平和委員会

航空自衛隊は、7月23日に開催される東京オリンピック開会式、8月24日の東京パラリンピック開会式の日に、ブルーインパルスの展示飛行が予定され、飛行ルートを発表しました。

ブルーインパルスは都庁周辺から南下し、東京タワー方面に向かって飛行。その後、スカイツリーの近くを通過した後、再び都庁方面を経て、開会式会場となる国立競技場上空でオリンピックマークを描き、時計回りで北区、足立区、葛飾区、江東区、港区の上空を飛行して、神奈川方向へ向けて飛行します。

東京では、連日1000人を超える新型コロナウイルスの感染者が出ており、政府より緊急事態宣言が発令され、人の流れを止めるために行動の自粛が求められています。

そのため開会式は無観客が決まり、東京都も家の中での観戦を呼びかけています。

今回のブルーインパルスの飛行は「展示飛行」であり、人に見せるための飛行です。特に五輪マークが描かれる国立競技場周辺には、航空ファンなど各地から集まり密集状態が生まれる恐れがあります。

また、コロナ対策で窓を開けて喚起をしている家庭や職場がたくさんあり、ジェット機の騒音が、家で仕事や勉強、授業を受けている方の妨げにもなります。

航空自衛隊ブルーインパルスの展示飛行は中止するべきです。

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