米軍CV-22 オスプレイが山形空港に緊急着陸 共同抗議声明

6月14日に米軍CV-22オスプレイが山形空港に緊急着陸したのをうけて、日本平和委員会、山形県平和委員会と連名で抗議声明を上げました。

防衛大臣・岸信夫殿
外務大臣・茂木敏充殿

山形空港へのCV22オスプレイ2機の緊急着陸に抗議し、撤去を求める

 

2021年6月15日
日本平和委員会
東京平和委員会
山形県平和委員会

 

6月14日午後5時過ぎ、横田基地配備の米空軍特殊作戦機CV22オスプレイ2機が相次いで県営山形空港に緊急着陸した。県空港事務所によると、事前の連絡はなく、「着陸の理由なども全く分かっていない」とされ、機体から煙が出ているのが視認されている。

周辺には住宅地が広がっており、周辺住民からは「住宅地に着陸しなくてよかった」との声が上がり、不安が広がっている。

CV22オスプレイが2018年に横田基地に飛来し、配備されて以来、同機の緊急着陸は2回目に当たる。沖縄・普天間基地に配備されているMV22オスプレイと合わせれば、15回である(墜落は2回)。しかも、CV22は配備以来、特殊作戦機としての性格から、その飛行計画やルートを一切明らかにしていない。そして、夜間の無灯火飛行や各地での低空飛行訓練を激化させている。

そもそもCV22は米軍機のなかでも最も重大事故率が高い機種であり、当初から人口密集地のど真ん中にある横田基地への配備の危険性に、周辺住民、自治体から危惧の声が上がり、住民は撤去を求める運動を続けている。

今回の事故は改めて、その危険性を示したものであり、私たちはここに改めて、その撤去を強く求めるものである。また、事故原因の徹底究明とその公表、自治体などが強く求めている飛行計画とルートの事前公表を求めるものである。

※PDF文書

コメント

タイトルとURLをコピーしました